一度は使ってみたいNPO/NGO向けの製品・サービス

企業の社会貢献やCSRが定着するにしたがって、さまざまな企業からNPOやNGOを対象にした製品やサービスがぞくぞくとリリースされています。歴史のあるものから新しいものまで、NPO/NGO向けに無料もしくは安価に提供されている製品・サービスをまとめとめてました。一度は使ってみたいみたい製品・サービスばかりです。

 

支援キャンペーン(ACジャパン)

みなさんご存知のACジャパン。ACジャパンには非営利団体の広告活動を支援する「支援キャンペーン」があります。ACジャパンは無料という解説をよく見ますが、支援キャンペーン実施諸規則にも「団体は所定のキャンペーン参加料を負担する財力を有すること」とあるように、費用負担が必要になります。私の記憶では映像制作やデザインなどのクリエイティブに年間1,000万円以上の負担が必要だったはずです。申請〆切は毎年7月末。申請用紙は公開されておらず、申請するためにはACジャパンの事務局に訪問・面談の必要があります。

 

社会貢献団体を対象とするプレスリリース配信サービス無償提供プロジェクト(PR TIMES)

プレスリリースの配信事業を展開する株式会社PR TIMESが、CSR活動として社会貢献活動に取り組む非営利団体にプレスリリース配信サービスの無償提供プロジェクトを実施しています。プレスリリース配信では国内No.1を誇るサイトに無料で掲載できるのは非常に魅力的です。無償提供プロジェクトのウェブサイトを見る限り応募は受け付けているようですが、コーポレートサイトからリンクされていないようですし、利用団体も増えていないのが気になります・・・

 

カイトリ(シン・ファンドレイジングパートナーズ)

物品寄付(もったいない寄付)の取り組みを検討しているNPOやNGOであれば、カイトリへの参加が選択肢のひとつになりそうです。独自に物品寄付プログラムを実施しようとすると寄付品を保管するスペース、仕訳、買取業者とのやり取りなど体制づくりに手間がかかります。カイトリではその手間を削減できるかもしれません。切手や貴金属、ブランド品から骨董品、絵画、車両、船舶、土地、建物など寄付対象品が多岐にわたっているのも魅力です。

 

Square(TechSoup)

非営利組織を対象にIT製品・サービスの寄贈やサポートを行っているTechSoup(テックスープ)を通じて申請すると手数料だけでSquareを手に入れることができます。SquareはICチップ対応のクレジットカードリーダー。リーダーのほか、無料アプリをインストールしたモバイル端末、携帯電話回線などのインターネット環境を用意すれば、モバイル・レジになります。導入コストも、ランニングコストも不要なのもありがたいです。アースデーやグローバルフェスタ、エコプロダクツ展などのイベント会場でのクレジットカード決済による寄付や物品販売に活用できそうです。

※画像はSquare公式ウェブサイトですが、リンク先はTechSoupのSquareページになっています。

 

社会貢献体験(Airbnb)

民泊仲介サービスAirbnbの「社会貢献体験」も、NPOやNGOが活用できるサービスになります。現地の社会をよくする活動を体験するための参加費用はすべて非営利団体に直接振り込まれ、ファンドレイジングになります。非営利団体のスタッフ、契約者、メンバー、役員、ボランティアであれば、ホスト(主催者)になれます。活動見学会、交流体験、ボランティア体験などの開催が考えられます。

 

ソーシャルセクター支援プログラム(WANTEDLY)

ビジネスSNSのWantedly(ウォンテッドリー)にも、「ソーシャルセクター支援プログラム」というNPO/NGO向けのサービスがあります。ライトプランを3ヶ月無料(通常10万円相当)で活用できます。Wantedlyは、「給与」や「職歴」などの条件でのマッチングではなく「モチべーション」や「仕事仲間」などのやりがいや環境などの条件によるマッチングをしています。人材不足に悩む団体、優秀なプロボノ・インターンを見つけたい団体にとっては利用価値の高いサービスになると思います。

 

すでにこれらの製品やサービスを利用している団体から、ぜひその効果や感想をお聞きしたいですね。NPOやNGOにとって、これらの製品・サービスは非常に強力な味方になることは間違いありません。これらを上手に利用して、効果的なファンドレイジング、広報・PRにつなげていきたいですね。